【下高井戸　インパクト】
 
前略　エステ猿様。ようやく長い冬が明け、外気も股間も暖かくなってきましたが、私の懐は寒いままです。
 
エステ猿様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。私は花粉症で鼻水が止まりません。しかしメンエス欲はもっと止まりません。
 
例え家賃を３ヶ月滞納してもメンエスだけは通い詰めることを堅く決意いたしました。
 

さて、私がメンエスにハマり出した頃、下高井戸インパクトで永遠に忘れることがないであろう重大な出会いがありました。
 
それはみやちゃんという究極のセラピストで、ロシアと中国のクォーターらしく、お世辞抜きにハリウッド映画でしか見たことがないような絶世の美女でした。
 
みやちゃんのOPIを生で拝んだことは一生涯の誇りとなるでしょう。そしてOPI丸出しのみやちゃんの顔に見とれていた時に「ん？どした？」と問いかけられたあの瞬間は永遠の脳内ERビデオでございます。
 
「絶対に通いまくろう」と心に誓ったにも関わらず、気がつけばあれから数年が勃っていました。そして、みやちゃんはとっくの昔に辞めてしまっておりました。
 
真面目な性格のみやちゃんのことですから、今頃年収1000万のエリートイケメン商社マンと結婚して幸せになっているに違いありません。彼は自分の嫁がちょっと前まで１万そこらでおじさん達にOPIを揉ませまくっていたことなど知る由もないのでしょう。
 
こんなことなら口うるさい彼女なんかにかまけていないでメンエスに堅実な投資を行うべきでした。優柔不断と貧乏は万病の元です。

 
さて、前置きが長くなりましたが、私の心に深刻なインパクトを残した下高井戸の「インパクト」、果たして今はどうなっているのか。様子を見に凸して参りました。
 
案内されたのはこぢんまりとしたマンションの一室。前に来た時とは別の建物なような気がします。
 
出迎えてくれたのは、みやちゃんほどとは行かないものの、これまたなかなかの美人さん。
 
恐らくはベトナム辺りの女の子ではないかと思われます。最近はベトナム女子の平均レベルが上がってきているように感じます。
 
スマホで料金表を提示され、私はコースを選ぶよりも早くOPをつけてもらいました。
 
今回の嬢は、どこか緊張しているというか、人の体を触り慣れていないような、初々しい感じがあります。
 
一生懸命泡を立てて、優しく体を洗ってくれます。手付きがちょっとぎこちなくて、くすぐったい気もしました。
 
笑いと興奮を力の限り抑えている私の表情はこの世の地獄のように気持ち悪かったと思います。（例え女の子に気持ち悪がられても謝る必要がなく、堂々としていられるのがメンエスのいいところですね）
 
戦隊が終わると、さっさとユニットバスに放り込まれて１人でシャワーを浴びました。
 

お次は指圧マッサージ。これまた微妙にくすぐったい。手が細いというんでしょうか、何というか、指が骨の隙間に入ってくる感じなんですね。
 
そして、背中にパウダーをまぶし、いよいよOPIタイムです。
 
素晴らしい。
 
フワフワのコリコリです。真ん丸柔らかOPIが寄せては返します。
 
最後は私のFBKを添い寝スタイルで優しく収めてくれました。その間変な姿勢でひたすらOPIを揉み揉みしていたので２日後に筋肉痛になりました。
 
癒しのマッサージを受けて余計に疲れて帰る。この本末転倒感を味わった時にこそ、私は「勝った！」と思うのでした。
 
このお店には末永くエキゾチック美少女路線を貫いてほしい限りです。
 
あとどなたかお金貸してください。運良く宝くじが当たったら返します。

 
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