メンズエステ情報と口コミ体験談
今回は新宿の会社から遙か遠い四街道への営業回りを命じられた。しかも普段より2時間早く出発するようにとのこと。完全に殺しにかかっている。いっそクビにしてくれ。
そんな社会の向かい風に屈しない最大の秘訣は、逆境を逆手に取ることだ。
私は営業先で暇を見つけてはメンエスに寄り道し、しれっと帰ってくることで正気を保ち、かつ上司に水面下でささやかな反逆を試み優越感を獲得するというライフハックを身に付けていた。
私は行きの電車で既に四街道駅付近のメンエスを検索していた。
目をつけたのはアジアンエステ『桜』である。
もう何度見たかわからないテンプレ通りのサイトデザインにむしろ安心感さえ覚える。私と同じだ。「安定して微妙」というのは却って信頼に繋がることもあるのだ。
選定基準はまだ何とも言い難い。サイトの傾向とサービスの良し悪しにはあまり相関関係が見られないからだ。強いていうなら、「寄っていける場所かどうか」程度である。
予約時に大まかな道筋を尋ねたところ、目立つ目印があったので、仕事終わりの時間を計算して予約を取った。
こうしておけば仕事のモチベーションも上がるというものだ。
実際、帰りにOPIが……じゃなかった。メンエスが待っていると思えば、大抵の日は調子がいい。
店は四街道駅からおよそ3分程度の立地にあった。中に入ってみると、部屋は2つあるようで、待機中のセラピストも2人であった。
私にはどちらのOPIと接するかを選ぶ権利があった。
普段はOPIが大きければそれ以外のことは何も見えなくなってしまう私だが、今回はあえて冷静に『総合点』といった要素に目を向けてみたいと思った。
そこで、比較的身体の細いMEさんを指名。私としてはちょっとした冒険でもあった。
コースは90分のキャンペーンコースを選択。
まずはいつものように泡船体から入るかと思いきや、MEさんは最初に「船体とシャワー、どっちにしますか?」と尋ねて来た。
このパティーンはありそうでなかった。
私は少々夏バテしており、純粋に肉体的な癒しを欲していた。そこで、船体は断り、身体の疲れを取るマッサージに時間を割いてもらうことにした。
シャワーを浴び、マットにうつ伏せになる。
MEさんは「じゃあ、マッサージしていきます」とにこやかな声で言い、頭のツボを押し始めた。
いわゆる『痛気持ちいい』というやつだ。
P「ああ……効く……!」
ME「力、ダイジョブ?」
P「お、OK……そのまま……グフッ」
私は心も痛覚の神経もガラスのように繊細だ。ただの凝りを解すにしても多少の覚悟を要することが多い。
この時ぶち当たったMEさんは、幸か不幸か解剖学的な見識を持っているようだった。
頭から足裏までありとあらゆるツボを押しながら
「ココ痛いは、心臓、悪い」
「ココ、膀胱、弱い」
と一生懸命解説してくれた。どのツボもまんべんなく痛かった。要するに私は内臓が全体的に弱っていた。
考えてみれば無理もないことだ。来る日も来る日も営業ノルマに追われながら空気だけで威圧して来る上司との息苦しい駆け引き……なるほど私は神経が弱いのではなく、ストレスで参っているということのようだ。
痛みなくして得るものなし。今回だけは腹を括ってツボ押しに耐え抜くことにした。
というのは、マッサージの痛さには2種類あり、1つは『ただ下手なだけ』という場合、もう1つは『適確にツボを押されている』場合で、MEさんは後者に該当する気がしたからだ。
基本的にメンエスはほとんどOPI目当てで通う私であるが、ちょっとした気の迷い(または冒険心)から、思っていたのとは別の何かを得た気がする。
体感的には地獄の90分となったが、店を出た後はそれとなく身体が軽くなっていた。
翌日も珍しくスカッと目が覚めたので、MEさんのマッサージは間違いではなかったのだろう。
まとめ:四街道アジアンエステ『桜』
受付対応 :☆☆☆☆
料金 :☆☆☆
ルックス :☆☆☆
テクニック:☆☆☆☆
サービス :☆☆☆☆
総合評価 :☆☆☆
本日の教訓:No pain no gain(痛みなくして得るものなし)
マッサージの効果はあった。ただ、単純に痛いので積極的に「また味わいたい」と思うものではない。
※ この体験談は投稿者様(30代/エステ歴0~3年/初訪問/投稿8件目)の評価であり、体験時の感想には個人差があります。また、同じ店舗でも担当スタッフや選択コースなどにより内容が異なるケースもございます。
◆ 管理人の気まぐれなコメント
安定して微妙なことがむしろ信頼に繋がることもある、って何だか深いなあ…。