春を想う - エステ猿

管理人のエステ体験日記

182014/1月

Luxess ラクセス(中目黒) ※閉店
春を想う

Luxess ラクセス(中目黒) ※閉店
90分 13,000円

日本人
一般

中目黒。モノトーンの目黒川沿いを歩く。

数ヶ月もすれば満開の桜に群がる人々で溢れかえる都内有数の名所も、真冬の平日はひっそりしている。どちらかと言えば、私にはこの寒々しい目黒川沿いの方が性にあっているのかもしれない。そんなセンチメンタルを尻目に、目的の高級マンションに到着する。

中目黒ラクセス

インターホンを押すと、ノースリーブのシックなワンピースに身を包んだ女性がドアを開けてくれる。年齢は20代中頃だろうか。笑みを絶やさない人懐こい感じの日本人セラピスト。

部屋は清潔感、雰囲気ともに文句の付け所の無い完全個室。目黒区中目黒の高級マンションという期待を裏切らない。

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会計後にシャワーを浴びる。数種類の紙パンツの中から、私は最も小さなTバック型を選んだ。

部屋に戻りマットにうつ伏せになると、施術が開始される。

今回はオーソドックスな「アロマトリートメントコース（ミルククリームトリートメント付き）」。

厳しい寒さが続く季節でもあり、ホットジェルコース（温感ジェル）にも惹かれたが、まずは基本的な施術を堪能しようと思う。適度な会話を楽しみつつ、セラピストに身を任せると、すぐにオイルエステが始る。

このセラピストのエステ技術に関しては、残念ながら特記するものはない。恐らくスクールでの訓練や本格エステでの長期間にわたる実務経験は無いのだろう。可も無く不可も無くといった印象である。若いセラピスト故に、致し方あるまいか･･･。

今回選んだコースは、一般的な全身のオイルエステ施術の後に、オリジナルの「ミルククリームローション」を用いたリンパマッサージが終盤に行われるのだろうと予想していたが、それとは違った。

上半身背面のオイルエステが終わると、すぐにミルククリームローションでの施術が始った。

ミルクというからには、乳白色のローションかと思えば、薄暗い部屋の中では無色透明に見える。このローションは、どこか品のある「ぬめり」で気持ちがいい。性風俗店などで使うそれとは、さすがに一味違う感じだ(笑)。後半戦、ソケイブリンパに嫌でも期待が高まる。

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両足、両ふともも、ジャブのようなソケイブ（太もも付け根）へのオイルエステ。そしてミルクローション･･･
悪くはないのだが、正直なところ期待値に対して物足りない。寂しさと同時に、少々嫌な予感が（ジャブのみ終わるのではないか）･･･

仰向けになると、私の頭部前方に移動するセラピスト。その場所から、デコルテの施術。せっかく胸元の開いた制服なのだから、もう少しセラピストの胸にボリュームがあれば･･･なぞと邪な思いに耽るも、無論嫌いではない施術である。

そして待ちに待った、仰向けでのソケイブリンパ。ミルクローションの真価を発揮してくれ！

・・・気持ち”は”良い。

好きか嫌いかと問われたら、好きだ。が、大好きとは言えないタイプのそれであった。何かが足りない気がする。

それは基本的なエステ技術なのか、セラピストの遊び心なのか･･･それとも、私の期待が間違っているのだろうか･･･

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本当は店主がHP上でプッシュしている人気嬢を指名しようかと考えもしたが、初訪問での写真指名というものは、こんな厚顔無恥な私であっても敷居が高い。

アジアンエステでは割と平気なものの、日本人のメンズエステの場合は「いきなり写真指名ってエロい客じゃね？」と思われそうな気がして･･･実際、エロいと言われれば私はエロいのであるが（見せるか見せないかだけで、エロくない人間なんていないけど）。

しかし、気になるセラピがいる場合は少し勇気を出して初回でも写真指名したほうがいいのかもしれない。そんなことを思った。精鋭揃いの人気店だろうとフリーでも大丈夫と考えたが、中には「普通」すぎるセラピストもいるんだなぁと･･･

まあ、どんなメンズエステにも当て嵌まる話であり、今回のセラピストは性格も悪くないし接客も丁寧な良い子ではあるのだけど。

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＊ワンランク上のルックス
＊経験に裏付けられた技術
＊包容力・慈悲深さ等のメンタル面
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この三点を繋ぐと「大きな正三角形」に近いものを画くのが、超人気セラピストだと思う。今回のセラピストは、小さな正三角形的といえるかもしれない。悪くはないのだけれど、インパクトは足りないという･･･（ホント偉そうだなぁ、何様だエステ猿）

大きな正三角形≫鋭い三角形≫小さな正三角形

個人的な好みは、こんな感じ。
小さくまとまるよりは、どれか一つでも突き抜けて欲しい。

さておき、次回は人気嬢指名でリトライしたいと思わせる施術であったことは記しておく。

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このところ、上野・御徒町界隈を徘徊する事の多い私であるが、数年前には恵比寿・五反田・目黒・恵比寿・五反田・目黒･･･と、この周辺の今は無き幾つかのメンズエステ店に、まるで止まると死んでしまう魚のように回遊していた時期もある。

それだけに今でもこの界隈を訪れると、当時を思い出して少し感傷的な気分になってしまう。

私は中目黒にて、春を想った。輝いて見える過ぎ去った春と、まだ見ぬ新しい春を。