メンズエステ情報と口コミ体験談
202016/9月
東銀座・築地のメンズエステ『アリイ』にお邪魔する。
メンズエステに特化したオリジナルの「ロミロミ」が味わえるという、日本人セラピスト専門店である。
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歌舞伎座も近い日比谷線・東銀座駅の5番出口から電話をすると、マンションへの道案内をしてくれる。予約時もそうだけど、受付女性の対応は上品で丁寧。声を聞いているだけで心地がいい。
駅から2~3分のオートロックマンションに到着。
インターホンを押すと、担当セラピスト「M」さんがドアを開けてくれる。
細い。めちゃ細い。そして個性的なお顔立ち。
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スタイルともども好みの分かれるタイプだろう。ゆっくり、おっとりと話す彼女は、ムームーというのか膝丈程度のゆったりしたワンピースを着ている。胸元は広く開いているため、屈むとチラチラ目の保養も。
底が自然素材のスリッパをつっかけ店内へ。お、ワンルームなんだ。
あまり広くはないけれど、知らずに訪れてワンルームだと嬉しい。綺麗なお部屋の中央にはマット。傍らに炭酸ミストシャワー台が設置されている。椅子に座り、温かいおしぼりと冷たいお茶のサービス。で、会計。
90分14,000円+腸リンパ2,000円+指名料1,000円=総額17,000円也。
シャワーを浴び、吸水性の良い清潔なバスタオルで身体を拭く。紙パンツ選択タイム。Tバックとトランクスから、迷わず後者を選ぶ。トランクスの両サイドには、あらかじめスリットが入っていた。正解。期待が高まる。
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マットにうつ伏せになり、施術スタート。と思いきや、「炭酸ミストの無料サービスがありますが」とセラピ。せっかくならと小汚い顔にシャワーしてもらう。
どのような効果が現れるのか分からないが、これも差別化の一環だろう。無数のメンズエステが存在するなかで、他店との「違い」をつくろうと考えるのは自然と思う(そうじゃないお店のほうが不思議です)。
これで炭酸ミストは終わり、と思いきや、後ほど再登場する。
「ああぁぁ・・・ううぅぅ・・・い、いたたたた・・・」
「大丈夫ですか?」
「うん、いたきもだから大丈夫。続けて」
「ああぁぁ・・・ううぅぅ・・・い、いたたたた・・・」
前半のセラピとの会話は、ほぼこれに終始。
彼女は揉みほぐし・ツボ押しのプロで、コリを見つけるとほっとけずに揉みほぐしたくなると言う。プロから見れば、自分の身体はこんなにも疲れているのか…。
――脱線。某アジアンエステ嬢に「肩がだるい」と伝えた際、「肩やわらかいから全然こってないよー。エステいっぱい行ってるからこってないんじゃない?」なんぞと嫌味までおまけされスルーされるケースもあるのだが、アレは一体なんだったんだろう。――
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とにかく、ここまで本格的に身体をケアされるとは思っていなかった。なるほど、ここは超真面目なお店なんだな。かようなお店からレポート依頼をいただくのも嬉しいことだけどね…。なんぞと考えていたものの、後半からムードは一転。
男心をくすぐるメンズエステ要素を含んだ施術が、次々に展開されてゆく。
・圧倒的なツボ押し技術に超健全と思いきや、後半からメンズエステ要素が充実
まずはロミロミをベースにした背面のほぐしから。
自身も認めているように、彼女は華奢で肘や腕が骨骨しているため、ふくよかな女性のロミロミに比べると癒し効果はどうしても低い。が、技術に間違いはない。
コリを見つけるとロミロミを一時中断。片手の指でほぐし、もう片手で背中を優しく撫でてくれる。コリをほぐす痛み(いたきもだが)と、さわさわによる優しさのバランスが絶妙である。
しばらくして仰向けに。頭部前方からのデコルテ施術では、セラピと急接近。スレンダーな彼女の温もりを大いに感じる距離だ。
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ここで炭酸ミストが再登場。鼠蹊部にシュワーッとミストを噴射。
お、おおぉぉ…
カエル脚にされると今やメンズエステでお馴染みの、互いの太ももを絡めながらの鼠蹊部リンパへ。想像以上にディープ。といっても、滅多矢鱈にぐいぐい・ぐちゃぐちゃするそれではなく「鼠蹊部のリンパを流すためには仕方がないじゃないの」という必然的アクシデントが嬉しいヴァージョン。
テクニックが未熟なセラピには難しいと思われる、デリケートな際どさが、いい。前半の超健全ツボ押しから、ジェットコースター級の緩急だ。良い意味で予想を裏切ってくれる。
再びうつ伏せへの指示。セラピはトランクスの紙パンツをめくり、施術しやすいように私の臀部(半ケツ)を出す。ここでもしっかりとお尻や鼠蹊部をトリートメントしてくれる。
き、気持ちいぃ…
面白かったのは次。セラピは私の両太ももを自らの太ももで強く挟む。身体の仕組みを知り尽くしたプロのなせる技だろうか。なぜだか私の腰は、力を入れずとも少しだけ浮く。マットとのあいだにできた僅かな空間に、セラピは両脇から手を入れる。指は下腹部や鼠蹊部へ。腰の負担ゼロの四つん這いのようだ。こんなの初めて。
またまた仰向けになると、オプションの腸リンパが始まる。このオプションは付けない方も多いらしいけれど、予算が許すならば付けるべきと思う。
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こちらの腸リンパのスタート地点は太もも。太もも~鼠蹊部~腸をぐりぐり~鼠蹊部~太もも…。指先はトランクスをくぐりながら、これを繰り返す。腸をトリートメントされるほどよい痛み(これは客によるが)、その後のゾクッとする鼠蹊部リンパ。このコンビネーションは素敵、というか気持ちがいい。
最後に仰向けストレッチで、充実の90分が終了。
心身の疲れが取れたように思う。シャワーを浴び、お茶&談笑後に退散。どうもありがとう。
今回担当のMさん(このお店にMさんて沢山いるのね)は”メンズエステ経験”は少なく試行錯誤しているとのことだが、十分に男心をくすぐってくれた。研究熱心な一面ものぞかせる女性だ。
・技術をベースにドキッとするメンズエステ要素もプラス
マンションを出ると、身体がしゃんとしたいうか背筋が伸びたような気分に。むろん治療行為でなくリラクゼーションであるが、圧倒的なツボ押し技術だった。それでいながら男心をくすぐる要素も多分にある。
「技術プラスα」が、このメンズエステのおおまかなコンセプトなのかもしれない。
身体の疲れを取るだけでもドキドキするだけでもなく、両方が欲しい時に重宝するメンズエステ。これは王道ともいえる。が、技術と色気の割合が大逆転しているお店(それが流行でもあるが)の多い昨今、王道は個性的に映る。
また、客への誠実さは、HPからも、受付を含めた接客態度からもうかがうことができる。
Mさんのツボ押しなどのマッサージ技術は反則というか本物のプロなので、他のセラピに同レベルを求めるのは酷かもしれない。ただ、そのぶんメンズエステに特化した部分やルックスなど、それぞれに得意分野はあるのだろう。他のセラピも気になるところ。
再訪する際は、またトランクスでお願いするつもりです。
◆ 管理人のメンズエステ体験記174/Alii アリイ(東銀座・築地)編 [完]
※ この体験記は管理人の主観的なものであり体験時の感想には個人差があります。また、同じ店舗でも担当スタッフや選択したコースにより内容が異なるケースもございます。尚、事実無根の批判や誇大な美化表現などは一切しておりません。
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