賛否両論の理由 - エステ猿

管理人のエステ体験日記

262013/10月

あろまなでしこ(上野) ※閉店リニューアル
賛否両論の理由

あろまなでしこ(上野) ※閉店リニューアル
90分 11,000円(早割)

日本人
一般

　隣の部屋から時折聞こえてくるのは、嬢と客との弾む会話と笑い声。

　薄い壁を通して漏れるその声を聞きながら、私はかれこれ10数分間（体感時間であるが）も延々と続く、素人感まる出しのヘッドマッサージを受けている。

「お疲れ様でした。シャワーの準備をしてきます」

　まさかのヘッドマッサージで施術をフィニッシュした嬢は、そそくさと部屋を出る。仰向けになってからずっと顔に掛けられていた白いタオルを外すと、殺風景な白い天井そして白い壁が目に入る。

　私はマットに大の字になったまま、虚空を見つめ呆けている。

　隣の部屋からは、嬢と客が発した今日一番の楽しげな笑い声が聞こえてくる。

　この時、このエステが何故、掲示板やブログ等の口コミ情報において賛否両論入り乱れるのか、その理由が分かったような気がした。

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　どんなメンズエステやアジアンエステでも結局は嬢、その人次第である。

　評判の悪い店に他店からスーパーセラピストが移籍し、初訪問時にその嬢に当たったのなら、その店は私やあなたに素晴らしい店との印象を与えるだろう。そんなことは分かっている。たった一度の訪問における体験記の限界や矛盾も理解しているつもりだ。

　この嬢でお店を評価するのは公平ではないかもしれない。しかし、この嬢も頻繁に出勤されている経験値中堅クラスの一人なのだ。公平ではないかもしれないが、このレポートもまた一つの側面、大袈裟に言えば真実の一部と言えるだろう。

　結局のところ、いくら嬢によって違いがあるにしろ、コノ嬢とアノ嬢の施術や接客に“振り幅”があり過ぎることが問題なのであろう。それがネット上の口コミにおける賛否両論の正体ではあるまいか。私が当たったような嬢の施術ではネガティブな感情を持つし、隣の客は当然ポジティブな気持ちでお店を後にし、幾度となく再訪するのだろう。

　それだけのこと。それだけのことではあるけれど、良い店と普通の店、またそれ以下とを別ける大事なこと。

　私は、そう思う。

上野あろまなでしこ

　さておき、多少は体験レポートとしての体裁を整えようと思う。以下、簡単に店内の雰囲気や施術の流れなどを記する。

　店内は狭い。雑居ビルのは二階に受付とシャワールーム。一つ上の階に施術部屋が３部屋。

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　シャワールームと部屋の階が異なるのは面倒と思うかもしれないけれど、嬢の案内で階段を上下するのは少々楽しく、さしたる不便は感じない（嬢が先に階段を上がってくれれば、なお良いけれど私を先に通した）。

　それよりも急な階段を上り下りする度に何人もが手を触れるからであろう、壁がオイルでベトベトしていることが気になった。これ以外にも店内は少し乱雑な印象を受ける。

　シャワーを終えると背中を拭いてくれる。ここで渡されたTバック型の紙パンツ装着する。
（ここまでは順調な滑り出しだったのに･･･）

　一見して「当りだ！」と思った嬢の容姿はナイスである。声や話し方も可愛い♪

　20代中頃と思われる、私の大好物である“透明感”を感じさせる嬢は、Tシャツにロングスカート姿。HPには丈の短いナース服姿やスカートを捲りあげて太ももを露出している写真も掲載されているが、実際は太ももの全く見えない丈の長いスカートであるので注意されたし。

　ちなみに既に周知の事実と思うけれど、店名は「あろまなでしこ」だが数名の中国人エステ嬢が在籍している。

　部屋も狭い。マットで９割がたを占められた出入口カーテンの個室。先に述べたように、隣の声はよく聞こえる。

　タオル越しの指圧を十分すぎる時間をかけて行う。その次にオイルマッサージ。指圧もオイルも、どちらかというと下手です。

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　仰向けになって顔にタオルをかけられる。視覚を奪われドキドキしたものの、膝を曲げての超ソフトなリンパマッサージのみで最後まで見せ場はこなかった。敢えて言わせてもらう。上野だけに「じぇ！」である。（微妙に古い流行語を使うなんてワイルドだろ～？）

　そして冒頭の退屈なヘッドマッサージが始る。隣部屋からの楽しげな声は、より一層自分のテンションを下げていった。このヘッドマッサにて施術は終了する。

　以上。