エステ猿

メンズエステ情報と口コミ体験談

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管理人のエステ体験日記

R STUDIO(渋谷)
美女と悶々ストレッチ

  • 日本人
  • 一般

 渋谷。喫茶店で予約時間までの時間を潰す。私は煙草を吸いながら過去に訪れた渋谷のエステを回想する。
 
 
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 初めて訪れた渋谷のエステは、今は無き名店「男前」。最後はたしか「マツリカ渋谷店」。とすると、もう何年も渋谷のエステはご無沙汰と云うことになる。
 
 いやそんなはずは・・・他にもどこか別のエステに訪問しているのではないか?なぞ記憶を辿るも、今宵の渋谷の街はいつにも増して美女が多いような気がして思考が遮られる。
 
 端の席で煙草をふかしている美女。組んでいる脚が眩しい。化粧を直す美女。携帯を弄る美女。書き物をしている美女。美女でない友人と会話を楽しむ美女。ミニスカートの美女。ノースリーブの美女。ホットパンツの美女・・・

 
 渋谷駅宮益坂口から数分。
 
 私はタイトな膝上丈のワンピース姿の美女にコースの説明を受けていた。

 
 渋谷リラクゼーション&スパ R STUDIO アールスタジオ

 
 「週刊SPA!」に1ページまるまるの大々的な広告を、定期的に掲載している同店。系列店の新橋「G STUDIO」にしようか迷ったが、ブログの出勤状況を見て渋谷に決めた。
 
 こちらはエステの一時代を切り開いた「ハワイデリゾート」の流れを汲むと云われていて気になるお店の一つだった。
 

 百戦錬磨のエステファン各位には今更説明不要だが雑誌の広告を見て「はて?どんな店かな?」と、かようなメンズエステに初めて興味を持った方に向けて簡単にご説明。
 
 キャバクラを髣髴させるゴージャスな内装、派手な看板、若い日本人セラピストがパウダーやオイル(コースによって泡)を用い、ストレッチを主体としたユニークな施術を繰り広げ注目を集めたのが新宿にあったエステ「ハワイデリゾート」。
 
 歌舞伎町、池袋、上野などに多数の系列店を展開していました。セラピストの平均偏差値の高いルックスと独自の密着ストレッチは非常に癖になり、中毒者を多数排出。しかし不動の人気を得たものの数年前に系列全店舗が閉店してしまったのでした・・・
 
 
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  ソファーに座り、会員登録(簡易アンケート)と会計。90分14,000円也。会員証を受け取る。
 
 それにしてもこちらのグループの受付女性はいつも絶妙だ。丁寧な対応とルックスに、この方でマッサージをお願いしたいと本気で思う。チラチラと綺麗なおみ足を拝見しながら待つこと数分でご案内。
 
 ガラス戸に担当嬢の姿がうっすらと見える。ドアを開ける。

 
 グサッ!!
 

 この胸に深く突き刺さった矢を、誰か抜いてはくれないか。
 
 20代前半と思われる嬢。均整のとれたプロポーションと美しい顔。ホットパンツに胸元の開いた白いTシャツ姿。中年男を翻弄する為に生まれきたかのような笑顔。期待を裏切らぬ高レベルの嬢。
 

 90分14,000円は昨今のエステ相場の中では高価な部類。そこで好みでない嬢に当たったらきつい。ちと不安を抱えてのフリー予約であったが杞憂であった。
 
 あー、60分じゃなくて90分にしてよかった。実は、60分でまずはお試しを・・・と思っていたのだが先の受付女性の可愛い声と対応に、いつの間にか90分で電話予約をしていたのだ。私の見栄を張る悪い癖がでたが、それが結果オーライのかたちに。お姉さんにも感謝。

 

 

 部屋は天井を含め全面鏡張り。このタイプの部屋には珍しく完全に独立した個室。中央にはマット。照明もちょうど良い塩梅の明るさ。
 
 挨拶の後、服を脱いでシャワーへ。ごく一般的な簡易シャワールームで身体を流し自らタオルで身体を拭く。そしてTバック型の紙パンツを装着。
 
 バスタオルを敷いたマットにうつ伏せになると、足先からのパウダーマッサージが始まる。
 
 
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 踝からふくらはぎ。ふくらはぎから太腿。太腿からヒップ。ゆっくりと上ってくる嬢の手。フェザータッチのパウダーマッサージ。
 
 き、気持ちいいっ! そして、懐かしいっ!!
 

 至福。壁の鏡に目を向けると美しい嬢。ほっそりした指先が私の足を撫でる姿が映る。
 
 膝を曲げた私の足を嬢が抱えて前に倒れるストレッチ。足の甲は嬢の鎖骨ら辺に当たる。
 
 そして、嬢が背中に乗って(尾骶骨にゆっくりと動く嬢の温もりを感じつつ)背面のマッサージ。
 
 その後、カエル足状態での太腿、そして腿の付け根のパウダーマッサージへ。コチョコチョとじゃれる様に転がる指先。個人的にはうつ伏せ時の背術中ではこの施術がベスト。単純にカエル足施術が好きってこともあるのだけど・・・

 
 嬢からの仰向けコール。
 
 ゆっくりと仰向けになる。天井の鏡に映る無様な私。
 
 仰向け時の施術は、半身を絡ませながらのストレッチなどなど。
 
 後は行けばわかるさ!と言わんばかりに、割愛しようとするのは特別なサービスがあったのではなく多少会話が弾んだせいでもある。
 
 こういったお店の施術の場合、嬢が手技だけではなく全身を使ってのストレッチが主体な為、特に初対面の客と会話をしながら施術するのは嬢にとって簡単ではないのであろう。きちんと会話をしようとすれば自然と嬢の施術はスローになり時に動きが止まる。黙って施術を受ければ当然嬢の動きは止まらないのだが、それもちと寂しい気もする。悩ましい問題である。

 
 終盤にさしかかり、私の頭部後方に陣取った嬢。ゆっくりと低空飛行するかのように、私の足方面に身体を伸ばしながらのマッサージ。
 
 美しい肢体が私の顔に近づいてくる。しかし、決して決して触れぬ、若い雌鹿のような嬢の身体・・・
どこか突き抜けた自虐的な悦びと切なさが同時に私の胸に突き刺さる。
 
 施術終了。
 

 何とも表現できぬ感情に支配され、茫然自失、まるで腑抜けを絵に書いたように、メダルを賭けたライバル国との戦いで信じられぬ無様な敗戦が決まった選手ばりに膝を抱えていると、嬢からのシャワーコール。
 
 その天使のような悪魔のような笑顔を見て思った。これだ、これだ。この感情だ。この感情が所謂キャバ系マッサ終了後に陥るべき、的の中心に突き刺さったドストライクとも云うべき感情なのだ、と・・・
 
 
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 濡れた紙パンツを脱ぎ脱ぎ、シャワールームへ。
 
 着替えて飲み物を頂く。触れたら弾けそうな瑞々しい嬢の笑顔と身体に後ろ髪を引かれつつ部屋を出る。
 
再訪を誓い、綺麗な受付のお姉さんと嬢に見送られエレベーターに乗り込んだ。

 
 何が満足か満点か人によって異なるでしょうが、私は悶々としつつ満足しました。
 
 いや満足と云う表現は正確ではないかもしれない。何故、私は人並み以上の頻度でエステに行くのか。その理由は幾つもの線が複雑に絡み合い、結句「気持ちいいから」に凝縮されるのだが、かようなエステの施術後感は、一つの重要な線だと思う。答えになっていない気もするな・・・まあどうでもいいか(笑)。
 
 願わくば、たまにはイベントやキャンペーン料金の設定などがあると庶民にはありがたし、なんだが。でも多少高くてもセラピストのレベルを維持してくれるのならその方がいいのかも知れない。
 
 美女が溢れる夜の渋谷の人混みに飲み込まれた私は、悶々としながらそう思った。
 

Screenshot of www.sby-r.com

 

~ 渋谷 R STUDIO アールスタジオ(一般・日本人エステ)体験記《完》 ~
 

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