最高の約束の破り方

252014/1月

最高の約束の破り方

　気の合うセラピストを見つけた。
出勤回数の多くないセラピストであり、次回の出勤予定日は約二週間後である。

その出勤予定日に、「必ず訪問する」と私は約束をした。
セラピストも笑顔で喜んでくれた。二週間後が待ち遠しい思い。

不運なことに訪問予定日数日前より、私は体調を崩す。
極力安静につとめていたのだが、当日になっても快復していない。
セラピストと直接連絡をとる手段も無い。

さて、どうしたものか。
約束を果たす？約束を破る？それとも･･･

あなたならどうする？

最高の約束の破り方

① 意地でも訪問する

これは「体調の崩し方」にもよるのだが･･･
腱鞘炎や軽い捻挫ぐらいだったら、無理してでも訪問し「こんな身体でも君に逢いに来たんだよ」ってアピールにもなるかもしれないが、風邪など相手に感染させる可能性のある病の場合は逆効果であることは間違いない。

② 店員さんに「今日は行けなくなった」と伝えてもらう

気心の知れたママや、とてもフレンドリーな店員さんが対応するならばアリかもしれないが･･･
今回の場合、あまり愛想が良いとは言えない男性店員氏が電話対応をする店なのである。
しかもセラピストは好きだが、店自体に良い印象は無い。
微妙だ。何かひっかかる。電話する気になれない。

③ 何もしない

口約束だけで「ばっくれた」と思われたかもしれないが･･･
結局、私は③の「何もしない」で、体調が快復したら訪問することを選んだ。
これもなにかの縁と、今日はあきらめる。

もし急にセラピストが辞めてしまい、二度と会えなくなっても、それも縁なのかもしれない･･･
（悲しいかな、このケースは過去に何度もある）