異常気象と、天気予報を睨む面倒くさい俺の日々

112014/9月

異常気象と、天気予報を睨む面倒くさい俺の日々

　君の愛は信じてる　
　天気予報くらいにね

　『天気予報の恋人』（CHAGE＆ASUKA/1989年）

天気予報

　極度の寒がりであることは過去に散々書き散らしてきたことであり、断然冬より夏好きなのだが、これでどうして真夏の高温多湿にも、俺は滅法弱くできている。

　そりゃ真っ裸で洗体なりアカスリでも受けている際は「夏、最高！」なんて雄叫びをあげるのだが、猛暑日に運悪く弱冷房の満員電車に乗り込んでしまったら最後、尋常ではない汗が拭いても拭いても吹き出し、腋から鼻腔を突き刺す香ばしい体臭を放つ野郎と身体が密着でもしようものなら、いっそこのまま電車ごと東京湾に飛び込んでしまえ、などと極端に情緒が不安定になる。

　じゃあ今年は冷夏で良かったですね。うん、そうも言いたいところだけど、そう単純にできていやしないんだ、これが。こんなに早く8月下旬から涼しいんじゃ、ちょいとつまらないじゃないか。も少し暑くてもいんじゃないの、なんて。ああ、我ながら面倒臭え奴。

泡洗体

　で、天気予報を睨むのだ。あ、今度の週末は30度近く気温があがるな、洗体エステ行くか、ってな具合に。なのに、晴れて気温があがる予報にも関わらず、朝からどんよりした雲に覆われ雨でもパラついてる日には、良純をヤーヤーヤーと殴りたくもなってくる。

　海の家、ビアガーデン、そして洗体エステ。猛暑万歳な商売の皆様にはお気の毒様な今年の冷夏。例年、9月中旬以降まで夏は居座ると云うのに。異常気象か。ゲリラ豪雨に土砂災害、デング熱。やりきれんね、ほんと。それにしても、洗体エステに行く我らの為に、も少しだけ照らしてくれないか、太陽。あ、できたら代々木公園周辺だけは寒くしてやってください。